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重症腋窩多汗症~ボトックス治療について~

[2026.05.15]

多汗症の中で、脇の汗が多いものを腋窩多汗症といいます。

脇の下はもともと汗腺が多いうえに、緊張やストレスなどの精神的な刺激と、気候や運動による温熱刺激の両方で発汗が促進されるため多汗が起こりやすいところです。



【原発性腋窩多汗症 診断基準】

過剰な脇汗が、明らかな原因がないまま6ヶ月以上認められ、以下のうち2つ以上があてはまる場合に「原発性腋窩多汗症」と診断されます。

●最初に過剰な脇汗がでたのは25歳以下である

●左右同じように脇汗がでる

●睡眠中は脇汗が止まっている

●1週間に1回以上過剰な脇汗がでる

●家族にも同じ病気の人がいる

●脇汗によって日常生活で困ることがある

 

【重症度 HDSS】

1 発汗は全く気にならず、日常生活に全く支障がない

2 発汗は我慢できるが、日常生活に時々支障がある

3 発汗はほとんど我慢できるが、日常生活に頻繁に支障がある

4 発汗は我慢できず、日常生活に常に支障がある

上記、HDSS3および4に該当する場合は重症とされています。

 

 

当院では、重症の方に向けた治療として、ボトックス注射(保険適応)も対応しております。

ボトックス注射治療

・保冷剤で患部の冷却を行い、片脇に15ヵ所程度、細い針を用いて直接注射を行います。

・注射は5~10分程度で終了しますが、前後で患部の冷却等を行うため20~30分程度かかります。

・効果は2~3日で出始め、約4ヶ月~9ヶ月持続するといわれています。

・保険適用3割負担で約20,000円 ※診察料等は別途かかります

 

腋窩多汗症 ボトックス 保険 に対する画像結果

 

 

注意事項

・初診の方は、まず医師による診察が必要となります(オンライン診療は行っておりません)。適応があると診断ののち薬剤を発注するため、当日の注射はできませんのでご注意ください。

・自費診療のボトックス治療ではありませんので、保険適応基準を満たさず患者様のご希望で注射を行うことはできませんので、ご了承ください。

・妊娠中・授乳中の方、全身性の筋肉の脱力などの病気のある方、喘息など慢性呼吸器疾患のある方、緑内障のある方は治療ができません。

・現在服用中の薬剤によっては、治療ができない場合がありますので医師にご相談ください。

・妊娠の予定のある方は、ボトックスの投与中および最終投与後2回の月経を経るまでは避妊が必要です。男性は、ボトックスの投与中および最終投与後少なくとも3か月間において避妊が必要です。

・治療は15歳以上からとなります。18歳未満でご希望の方は保護者同伴で受診して下さい。

 

脇の汗でお悩みの方はお気軽にご相談ください。


 

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