水いぼってどんな病気?
みなさまこんにちは?
今回は、お子さま同士でうつりやすい「水いぼ」という病気についてお話します?
【水いぼってなに?】
水いぼは、軟属腫ウイルスが原因で起こる皮膚の感染症で、
正式には「伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)」といいます。
幼児から小学校低学年のお子さまに多いです。
【どんな症状?】
1~5㎜程度の光沢のあるいぼができます。
胸やおなか、腋の下などにできやすいですが、全身にできる可能性があります☝
痒みや痛みなどの自覚症状がないことも多いです!
ウイルスに感染してから症状が出るまでには14~50日程度かかるので、
いったん治療して良くなっても、すでに感染していた水いぼが出てくることがあります?
【どんな治療?】
専用のピンセットで水いぼを取る方法が一般的です?
引っ張って摘まみ取るため、痛みを感じます。
当院では痛みをやわらげる麻酔のテープを使用して処置しています♪
【日常生活で気をつけることは?】
予防・うつさないために、これらのことを心がけましょう✨
- 衣類やタオルを共用しない◎
- 皮膚は清潔に◎
- 保湿剤を塗るなど、こまめにスキンケア◎
- 水いぼは掻き壊さない◎
- 水いぼのある場所は衣服やガーゼなどで覆い、他の人に直接触れないように◎
水いぼは自然に治ることもありますが6か月~5年ほどかかることがあります。
自然治癒を待つ間に、悪化して増えてしまったり家族や友人にうつしてしまうことも
あります?
数が少ないうちに取っておくことがおすすめです!
気になる症状がある方はお早目にご相談ください。
参考:マルホ株式会社「もっと知りたい!みずいぼのこと」