「とびひ」ってどんな病気?
8月も終わりに近づいてきましたが、まだまだ汗ばむ日が続きますね☼
今回は、暑い時期になりやすい「とびひ」についてお話いたします?
【とびひってどんな病気?】
とびひは、正しくは「伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)」といいます。
細菌が皮膚に感染することで発症し、人にうつる病気です?
あせもや虫刺されを掻いたり、小さなケガでできた皮膚の傷に細菌が入り込んだりして、発症します!
【とびひの症状】
とびひには、水ぶくれタイプと、かさぶたタイプの2種類があります。
とびひの多くは水ぶくれタイプで、夏にかかりやすく、7歳未満のお子様にみられることが多いです。
皮膚にできた水ぶくれが、だんたん膿をもつようになり、破れると皮膚がめくれてただれてしまいます。
かゆみがあり、そこを掻いた手で体の他の部分を触ると、症状があちこちに広がってしまいます?
かさぶたタイプは、季節、年齢に関係なく発症することがあります。
皮膚の一部に膿(うみ)をもった水ぶくれができ、厚いかさぶたになります。
炎症が強く、発熱やのどの痛みを伴うこともあります。
【日常生活で気を付けること】
・患部をかいたり、いじったりしない◎
引っ掻かないように爪を短めに切り、患部を触らないように注意しましょう!
・皮膚を清潔に保つ◎
原因となる細菌を減らすため、入浴して皮膚を清潔に保つことが大切です。
患部はこすらず、石けんをよく泡立てて丁寧に洗いましょう?
・タオルや衣類は共用しない◎
タオルや衣服を介して、とびひがうつることもあります。
ご家族で共用しないようにしましょう?
とびひは、広がる前に治療を始めると、より早く治すことができます❣
気になる症状がある時は、早めにご受診ください?
参考:マルホ株式会社「とびひ どんな病気?」