メニュー

たこ・うおのめの治療

たこ・ウオノメの治療医学的には「鶏眼(けいがん)」と呼ばれる「うおのめ、そして「胼胝(べんち)」と呼ばれる「たこ」は、どちらも足の裏に多くみられる症状です。なかなか見分けがつきにくいものですが、じつは、その原因はどちらも同じ。皮膚の一部に外からの機械的な刺激が長期間加わると、その部分の角質が増殖し、分厚く、硬くなってできます。

うおのめは、特に足の裏や指のふち・指の間などにできやすく、増殖した角質が、くさびのように皮膚の内側に突き出して芯になります。その芯が魚の目のように見えるため、一般的に「うおのめ」と呼ばれるようになりました。うおのめの芯は、真皮を圧迫し神経を刺激するため、外から力が加わると強い痛みが生じます

たこは、足の裏以外にも、ペンだこや正座だこなどと言われるように、体のさまざまなところにできやすいものです。刺激を受けた皮膚が少し黄色みを帯びて分厚くかたくなりますが、うおのめと違って芯はできないため圧迫されても痛みはありません。

原因

たこやうおのめができる原因の多くは、靴が足に合っていないことです。また、靴底が薄かったり、特定の場所に圧がかかるような歩き方の癖があったり、ヒールの高い靴を頻繁に履かれる方もたこやうおのめができやすくなります。なるべく自分の足に合った靴を選び、足に負担をかけないことが大切です。

また、「うおのめだと思って受診したらイボだった」ということもあります。この場合、ウイルス性のイボ(尋常性疣贅)であることが殆どです。角質を削ったり、ダーモスコピーにて診断します。

イボについてはこちら

 

治療法

【削る】
メス、専用のカッターで削ることができます。
通常、月2回まで保険が適応されます。ただ、角質をいくら削っても、外的刺激が続く限り必ず再発を繰り返します。

症状が軽い場合は、保護パッドなどを貼り、圧迫や摩擦を減らすことで自然に治ります。しかし、皮膚が固く痛みがある場合などはレーザーや電気メスなどで除去する必要があります。自分で削ると、ばい菌が入り炎症を起こすこともありますので、自分で処置をする前にまずは当院にご相談ください。

 

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME