ウイルス性のいぼについて
[2022.02.16]
みなさまこんにちは🌤
今日は足や手にできやすいウイルス性のイボについてお話します!
ウイルス性のイボとは
ウイルス性のイボは「尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)」といい、
皮膚の一部が盛り上がった小さなできものです。
ヒトパピローマウイルスというウイルスが皮膚の小さな傷から
入り込み、感染します!
子供に多く見られ、手足にできることが多いです。
どんな症状なの?
皮膚の表面が盛り上がってきて茶褐色の斑点がぽつぽつと見られることがあります。
1つだけポツンとできるパターンや、いくつか繋がって大きくなるパターンもあります。
硬くなるため、足にできた場合歩くときに痛みを感じることもあります。
どんな治療をするの?
ウイルス性のイボの治療には、液体窒素を用いた「液体窒素療法」が保険適応で可能です😊
液体窒素をあてることで、ウイルスのいる細胞を破壊してくれます。
冷たい氷を押し当てたときのような痛みはありますが、痛みの感じ方は個人差があります。
液体窒素療法は1回だけでは治らず、1~2週間に1度のペースで通っていただき治療をします。
半年以上かかってしまうこともありますが、間隔が空いてしまうと
その分治りも遅くなってしまいますので、治るまではしっかり通院しましょうね🏥
どんなことに気を付けるの?
🌼ウイルス性のイボはうつります!イボを触ったあとに他の傷の部分は触らないようにしましょう。
🌼たこやうおのめと似ているため誤った市販の薬を使用し、悪化してしまうことがあります。
きちんと病院で治療しましょうね。
🌼液体窒素治療をした後は普段通りの生活をして大丈夫です。
イボは放置してしまうと増えたり家族にうつしてしまったりすることもあります!
また、たこやうおのめなどと似ているためイボだと気付かない方も多いです😖
もしかして…と思ったらぜひご相談くださいね。