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イブグリースについて~アトピー性皮膚炎の治療~

[2026.02.13]

イブグリースとは

イブグリースは、外用薬など既存の治療で効果が不十分な中等症から重症のアトピー性皮膚炎の方に対して使用される生物学的製剤です。

アトピー性皮膚炎において重要な役割を担うIL-13の働きを抑制する薬剤です。IL-13の働きを抑えて悪循環を断ち切ることで、アトピー性皮膚炎の改善が期待できます。

 

 

 ☘️アトピー性皮膚炎とは☘️

アトピー性皮膚炎は、良くなったり悪くなったりを繰り返す慢性の皮膚疾患です。

強いかゆみによりかき壊してしまい、それが皮膚のバリア機能をさらに低下させ、炎症を悪化させます。

そして、悪化した皮膚はさらに強いかゆみを生み出すという悪循環に陥ってしまいます 。

 

☘️IL-13とは☘️

IL-13は、かゆみを引き起こしたり、皮膚のバリア機能を弱めたりする作用があります。

かゆみで皮膚を掻いてしまうと、皮膚のバリアはいっそう弱まり、外からの刺激に敏感になります。するとIL-13がさらに作られるという悪循環ができ、アトピー性皮膚炎が悪化・持続すると考えられています。

IL-13とは?

対象となる方

小児:12歳以上かつ40kg以上の、中等症から重症のアトピー性皮膚炎の方

成人:中等症から重症のアトピー性皮膚炎の方

 

原則、ステロイド外用剤などの外用剤を一定期間投与しても十分な効果が得られず、強い炎症を伴う皮疹が広範囲に及ぶ方が対象となります。
投与開始後も、原則として外用剤は継続していただきます。

 

投与方法と投与スケジュール

イブグリースは、定期的に注射する薬剤です。

初回と2回目は、1回につき2本を2週おきに注射します。

3回目以降は、1回につき1本を2週おきに注射します。

なお、症状に応じて途中で4週おき(月1回)に変更することも可能です。

注射のスケジュールについては、主治医の指示にしたがってください。

イブグリースの注射スケジュール

 

主な副作用

イブグリースによる治療中に、以下のような症状が起こることがあります。

注射部位反応(発疹、腫れ、かゆみなど)、アレルギー性結膜炎等。

その他、重篤な副作用としてごく稀にアナフィラキシーを起こす可能性があります。

 

体調がおかしいと感じたら、できるだけ早く主治医にご相談ください。

 

医療費について

薬価は1本あたり50,782円です。
3割負担の方の自己負担額は、初回・2回目(2本)とも30,469円、3回目以降(1本)15,235円となります。なお、3回目以降は状態に応じて2週間隔から4週間隔に変更可能です。

医療費について詳しくは、日本イーライリリー株式会社「アトピー性皮膚炎治療薬イブグリースの情報提供サイト」をご覧ください。

 

お悩みの方はご気軽にご相談ください。

スクラブを着た女性看護師のイラスト

参考:日本イーライリリー株式会社「イブグリースによる治療を始められる患者さんへ」

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