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水虫(足白癬・爪白癬)の治療

水虫・爪白癬の治療主に白癬菌(はくせんきん)による感染症です。一般には水虫(足白癬)という通称で呼ばれています。

また、爪に感染すると爪水虫(爪白癬)を発症することもあります。

 

原因

白癬菌は普段は角層の中にすんでいます。角層に白癬菌がいるだけでは特に何の反応もなく、症状もほとんどありません。

しかし、白癬菌が角層の下の表皮細胞と触れると、白癬菌を排除するための免疫作用が起きるため、かゆみ水ぶくれなどの炎症が起こります。

通気性の悪い靴を長時間履いたり、白癬菌にとって好ましい“高温多湿”という環境が整った時に、菌が増殖をし始め、症状が出てくる方が多いです。

 

検査

診察の際に、患部の皮膚(皮むけや水疱部など)や爪をピンセットや爪切りで一部採取して、顕微鏡で検査を行います。痛みを伴う検査ではありません。

その場で1~2分程で結果がわかりますが、必要に応じて追加検査を行う場合もあります。

 

治療

足白癬

通常は抗真菌薬の外用薬で治療を行います。

外用後、症状が治まっても、角質の奥に入り込んだ菌が生きていることがあります。

皮膚が新陳代謝により新しく入れ替わるまでの間、少なくとも3ヶ月以上は根気よく薬を使用し続けることが肝心です。

また、皮膚症状がすべて消失したあと、さらに1か月程度長めに外用をすることをお勧めしています。
3か月外用した時点でまだ皮むけなどの皮膚症状が残っている場合は、治療期間を延長していきます。

白癬菌は、症状があらわれている範囲より広く寄生していることが多いので、薬は広め(足の甲以外の足全体)に塗布してください。
また、片足だけでなく必ず両足に薬を塗るようにしましょう。

 

 

爪白癬

抗真菌薬の内服薬が第一選択ですが、年齢、症状や基礎疾患、薬の飲み合わせ等により外用薬を選択する場合もあります。

どちらの薬剤でも、完治するには感染した部分の爪が新しい爪にすべて生えかわるまでの時間がかかります。

足の爪では生えかわるまでに半年~1年程度かかりますが、年齢やどの爪かによって爪が伸びる速さが異なるため、根気よく治療を続ける必要があります。

 

注意点

病院で検査を受ける前に市販の水虫薬を使用してしまうと、検査をしても正確な結果が出なくなってしまうため、症状がある際は外用を始める前に受診をするようにしてください。

同居家族の方にもうつることがありますので、スリッパや足ふきマット等の共有はしないようにしましょう。

症状がよくなったと思っても、自己判断で薬を中断しないようにしましょう。

治療薬でかぶれてしまうこともあるため、外用を始めてどんどん悪化する場合は、使用を中止し、早めに再診するようにしてください。

 

 

足や爪に気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。

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